猪熊兼樹 著
A5判上製函入
本文384頁 カラー口絵16頁 挿図248点
古代中国に端を発し東アジア圏に影響を及ぼした礼制は、どのように日本の社会や習俗に適応し、独特の宮廷様式を発達させたのか―
本書は「有職」と称される知識体系によって伝承された前近代の日本の宮廷様式について、宮殿・調度品・装束を対象とし、それら物質に現れる形式・意匠・技法の造形様式とその背景にある社会・制度・習俗の生活様式を「物質文化史研究」の手法を用いて考察する。
日本の宮廷における物質文化の歴史を説き起こす、画期的論考。【在庫僅少・美本なし。書籍のコンディションについては営業部までお問い合わせください】