メソポタミアとエジプト建築からバロック建築の発展まで
デイヴィッド・ワトキン 著
白井秀和 訳
B5判上製函入
本文450頁 口絵16頁 挿図536点
著者ワトキンはケンブリッジ大学で教鞭をとった現代を代表する建築史家である。その史観の根底をなすのは、あくまで冷厳なイギリス流のクラシックなアカデミズムである。
本書は古代から現代までの多様な世界建築史の流れを、独特かつ柔軟な観点から考察した出色の通史であり、情熱溢れる記述が随所に現れる個性豊かな見解が特徴といえる。
訳者の明解・周到な翻訳とあいまっての名著の公刊。