脇坂淳 著
B5判上製函入
本文402頁
カラー口絵8頁
室町時代から幕末まで、常に画壇に君臨し続けた我が国最大の流派、狩野派は、豊臣氏滅亡後、徳川幕府を頼って江戸に下った一派を江戸狩野と称し、京都に留まり、公家や寺院の御用絵師として京都を中心に活躍した一派を京狩野と呼んでいる。幕府の手厚い庇護を受けた御用絵師、江戸狩野に比べ、その扱いに大きな格差のあった京狩野の研究は個々の範囲に留まることが多く、体系的な研究が待たれていた。近世京都画壇250年の流れの中で京狩野の画態と営為を明確にし、異なる京狩野の体系的研究の公刊。