古原宏伸 編著
B5判上製函入
本文478頁
『画史』の作者・米ふつは中国北宋の画家・書家・文人である。『画史』は、米ふつが書画の所見の記事・来歴を中心に、巷間の故事、雑事について、若年から最晩年にかけて書き残した文章を収録したものである。この中国絵画の研究史上、屈指の重要史料の成立後900年という長い年月、注解のなかった全編の訳読を試み、原典批判を繰り返し、多くの異本校合をとおして、その内容を明らかにし、問題点を指摘した一大労作。下巻では詳細な書名索引・人名索引を付す。
【2010年 第22回 國華賞受賞】
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