歴史・批評・方法
ロベルト・ロンギ 著
岡田温司 監訳
B5判上製函入
口絵16頁
本文440頁
挿図81点
20世紀の美術史学において、名著『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』や『イタリア絵画史』など数々の研究業績を残したロンギは、著名な詩人学者であり、前世紀の最も重要な美術史家であった。難解な言語上の問題や、昨今の美術史研究の方法論が図像学一辺倒なるがゆえに我が国への紹介が遅れたが、この正統なアカデミズム美術批評の邦訳とその注解は待望久しい。西欧の美術史研究上、最もアカデミックと盛名高い、20世紀の最も重要なイタリア人美術史家・ロンギの芸術観の精髄が芸術論叢工とあいまって完結。
【ピーコ・デラ・ミランドラ賞】【在庫僅少・美本なし。書籍のコンディションについては営業部までお問い合わせください】