飛ヶ谷潤一郎 編著
B5判上製函入 本文544頁
16世紀のイタリア・ルネサンス建築史においてヴィニョーラ『建築の五つのオーダー』、パラーディオ『建築四書』と並ぶ三大建築書、セバスティアーノ・セルリオによる全七巻におよぶ建築書が本邦初の全訳。上巻では幾何学に関する「第一書」、透視図法に関する「第二書」、古代建築について論じた「第三書」、オーダーについて詳しく論じたセルリオの建築書全体の要である「第四書」、宗教建築について論じた「第五書」に詳細な註と解説論文4編を付して刊行する。
セバスティアーノ・セルリオ 建築書
第一書
第二書
第三書
第四書
第五書
解説・論考・付録
解説 本巻『第一書』から『第五書』について
論考1 セルリオのヴェネツィア風パラッツォにみる新規性
論考2 セルリオの建築書『第四書』にみる対概念の共存と「判断力」
論考3 セルリオの建築書にみる多層構成の聖堂ファサード
付録1 アルフォンソ・ダバロスへの献辞
付録2 フランチェスコ・ジョルジのサン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ聖堂についての覚書
〔ワークショップ報告〕音響実践としてのブリコラージュ ―芸術表現の自由に関する国際会議への芸術的実践的貢献として― 講師 ダニエル・コニウシュ 司会 加須屋明子
行事一覧/ List of events
概要/ Summary
執筆者一覧
事項索引
人名索引