中村琢巳 著
A5判上製函入・本文320頁・図版150点
江戸時代において、民家は建てられた後にどのような生涯を辿ったのか、当時の社会化された建築生産の仕組みは何か、古材リサイクルやメンテナンスなど資源保全から近世の民家普請を解明、木造建築である民家の独特なその生涯像を浮かび上がらせて、長期継続的な建築の存続を支えた当時の「建築に対する生命観」を提示する。資料「飛騨地方の居宅絵図集」を付す。
【第20回(2016) 建築史学会賞受賞】
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