“モサラベ美術”からロマネスク美術へ
久米順子 著
B5判上製函入
カラー口絵48頁(図版200点)
本文296頁
10世紀の“モサラベ美術”から12世紀のロマネスク美術へ。イベリア半島独自の様式から汎ヨーロッパ的な美術様式へ。この変化は、なぜ、どのように、11世紀のイベリア半島で起こったのか。政治・社会・宗教的要因を踏まえつつ、多数の写本の実見調査を通して、装飾写本の分野における様式移行の諸相を考察した労作。
【辻壮一・三浦アンナ記念学術奨励賞受賞】