パウル・フランクル 著
佐藤達生・辻本敬子・飯田喜四郎 訳
B5判上製函入
口絵8頁
本文776頁
ゴシックの建築文化は、ヨーロッパの永い芸術史の中でも最大級の規模と質の高さで、他の芸術様式から抜きんでている。フランクル(1878-1962)は、一代を画した美術史家ヴェルフリンの高弟であり、本書はその様式理論を、450年の永きにわたる全ヨーロッパのゴシック建築に適用して総合的な理論の構築を体系化した、数あるゴシック研究における並ぶもののない空前絶後の労作である。校訂者クロスリーの15年に及ぶ詳細を極めた注釈・解説付き決定版。【在庫僅少・営業部までお問い合わせください】