A5判上製函入
本文428頁
挿図121点
永く東京大学にあって、幾多の美術史研究者を輩出させた教育者であると共に、宗達・光琳を中心とする琳派研究において新領域を開拓し、中世・近世絵画史研究に大きな業績を遺す日本美術史学の泰斗、山根有三氏の主要論文を系統的に編纂し、網羅したはじめての著作集。50年に及ぶ研究成果の道のりを跡づけ、今後の日本絵画史研究に大きな指標を示す学界待望の集大成。
【収録論文】花道の歴史/いけばな芸術確立への道/室町時代の立花図巻について/室町時代たて花概論-いけばなの確立と展開/桃山・江戸前期の花道/立花様式の完成-二代専好の生涯と作品を中心に/専好作品の研究史料とその解説/いけばなと絵画における草花木表現【在庫僅少・営業部までお問い合わせください】