後藤道雄 著
B5判上製函入
図版212頁
本文210頁
茨城県には、7世紀後半の白鳳時代から多数の仏像彫刻が伝存されている。著者は、県下に所在する仏像の悉皆調査の成果を踏まえ、奈良から南北朝に至る165件の仏像を時代毎、形式別に区分し、600点余の写真で明示する。それと共に時代状況に応じて仏像がどのような変容を遂げ、個々の事例から中央(都)の仏師と地方仏師との影響関係を詳細に論証する。本書は、地方に於ける彫刻史研究の規範となる研究・資料書である。【在庫僅少・美本なし。書籍のコンディションについては営業部までお問い合わせください】