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安田靫彦 著 安田建一 編 A5判カバー装 口絵12頁 本文310頁
たゆまぬ精進と研鑚から「夢殿」「黄瀬川陣」「王昭君」等、歴史画をはじめ花鳥、富士図にも、数多くの優作を遺した氏は、小林古径、前田青邨と共に明治末から昭和にかけて次々と新風を展開、院展の中枢にあって近代日本画の発展に尽し、94歳の天寿を全うした。永い彩管一途の生涯の間に折にふれて、古書画のこと、師恩交友、生い立ち、趣味等を綴った文章から主要な著作50余篇を収録して画伯の美の心を示す。
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