幕末明治画家日記
石井柏亭 編
青木 茂 解題
菊判上製函入
口絵24頁
本文216頁
鈴木鵞湖(1816-70)は谷文晁に師事した日本画家であり、その子石井鼎湖(1848-97)は明治美術会の創立に参加した画家である。本書は、鵞湖の50回忌及び鼎湖の23回忌にあたる大正8年(1919)に、それを記念して孫の柏亭が200部の私家版として友人知己に配ったものである。幕末・明治を生きた画家の様子を知る基礎資料だが、関東大震災や太平洋戦争を経て今日殆ど入手不能の稀覯本だったが、完全復刻すると共に、柏亭の次男洋氏と青木茂氏の解題を付す。 【在庫僅少・美本なし。書籍のコンディションについては営業部までお問い合わせください】