◆既刊書 | 西洋建築・都市史

十九世紀の建築著述家たち

パンフレット

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十九世紀の建築著述家たち

ニコラウス・ぺヴスナー 著
吉田鋼市 訳
菊判上製カバー装
本文540頁 口絵16頁 口絵78点 挿図12点

価格/9,680 円(税込)
ISBN978-4-8055-0766-7

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INFORMATION

ペヴスナー(1902―1983)は、ドイツ生まれの20世紀を代表する英国の美術史家、建築史家、建築批評家であり、有名なペリカン美術叢書の編集主幹である。名著の誉れ高い『ヨーロッパ建築序説』や『モダン・デザインの展開』など邦訳は10冊を越える。本書はオックスフォード大学の有名なスレード講座での、学生・一般人などの聴衆にも分かりやすい講義をもとに1972年に刊行された。本書で取り上げられた19世紀を代表する歴史上、著名なピュージン、ラスキン、モリス、ヴィオレ・ル・デュク、ゼンパーなど建築家、建築・美術著述家たち31名の、建築史、美術史、建築論、建築・美術批評にまつわるエッセンスを詳述する。風土・政治・経済・宗教・デザイン・時評など時代を多彩に彩る思潮が豊穣に絡みあった、緊張感溢れる著者一流の叙述から、建築著述家たちの人となりを活きいきと的確に描き出している。はたして今世紀はこれに匹敵する上質かつ闊達な批評を持ち得たであろうか、という批判にふさわしい名著である。

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