白井秀和 編
B4判上製函入
本文277頁
クロード=ニコラ・ルドゥー(1736-1806)は、フランス大革命期の新古典主義建築家であり、本書は彼が崩れゆく時代から後世へ向けて発信した遺言ともいえる建築論である。壮大な幾何学的図形に純化された幻視の建築であり、形態が用途を表現する「語る建築」の造形概念を現代の建築界にもたらし、永遠の未来を希求して、現在も飛翔を続ける空前絶後の建築論。ルドゥーがかつての作品につけた解説を精緻な注釈と共に刊行する。【在庫僅少・営業部までお問い合わせください】